fwrite | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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fwrite関数 🔗

概要

出力ストリームへ、任意の大きさの要素を任意の個数だけ書き込む。

ヘッダ

stdio.h

形式

size_t fwrite(const void* restrict ptr, size_t size, size_t n, FILE* restrict stream);

引数

ptr

書き込むデータが格納された配列を指すポインタ。

size

要素1個の大きさ。

n

要素数。

stream

出力ストリーム。

戻り値

実際に書き込まれた要素数。
エラーが発生した場合には、引数n よりも小さい値が返される。

詳細

引数 n の個数分だけ、大きさが引数 size の要素を書き込む。

注意
使用例
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main(void)
{
    FILE* fp = fopen("test.bin", "wb");
    if (fp == NULL) {
        fputs("ファイルオープンに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    int num = 900;
    double d = 7.85;
    char str[] = "xyzxyz";

    if (fwrite(&num, sizeof(num), 1, fp) < 1) {
        fputs("ファイルへの書き込みに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
    if (fwrite(&d, sizeof(d), 1, fp) < 1) {
        fputs("ファイルへの書き込みに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
    if (fwrite(str, sizeof(str[0]), sizeof(str), fp) < sizeof(str)) {
        fputs("ファイルへの書き込みに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    if (fclose(fp) == EOF) {
        fputs("ファイルクローズに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
}

実行結果(標準出力):

実行結果(test.bin のテキスト表現):

????ffffff@xyzxyz 
関連

読み込みには fread関数を用いる。

解説章

第42章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

 全体的に文章を見直し修正。

 「サイズ」という表記について表現を統一。 型のサイズ(バイト数)を表しているところは「大きさ」、要素数を表しているところは「要素数」。

 新規作成。



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