インデックスカラーによる色表現で用いる、色の一覧表のことです。
パレットに格納できる色数としては、16色だとか 256色のものが多いですが、それ以外もあり得ます。パレットに含まれるそれぞれの色は、RGB などの表現方式で表現します。
インデックスカラーは、パレット内のどの色を使うかをあらわす参照番号によって画像を表現します。16色のパレットの参照番号は 0~15 であり、これは 4ビットで表現できるので、色深度は 4ビットということになります。256色のパレットなら、参照番号は 0~255 なので、8ビットです。
パレット内の色を変更することで、画像内で同じ色情報を参照している部分の色をまとめて変化させられます。そのため、形状は変えずに色合いだけが変わるような変化を少ないコストで実現できます。この手法はパレットアニメーションと呼ばれます。変化の内容ごとに別の画像を用意する必要がなくなりデータの総量を抑えられ、高速に実現できることから、ゲームの演出などでよく見られます(特に、古いゲームや、携帯機などの性能が乏しい環境で)。
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