戻り値 | Programming Place Plus 用語集

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名称

解説

関数が処理を終えた後、呼び出し側へ伝えるのことです。

戻り値を呼び出し側へ伝えることを「戻り値を返す」とか、立場を反転させて「戻り値を受け取る」と表現します。

戻り値を記述する方法はプログラミング言語によって異なりますが、一例として、0~99 の範囲の乱数を返す関数を挙げます。

// 関数の定義
int getRandomValue()
{
    return random() % 100;
}

// 関数の呼び出し
int value = getRandomValue();

この場合、関数 getRandomValue は関数内の処理(random() % 100) を終えた後、その結果を戻り値として、呼び出し側へ伝えます。その値を呼び出し側は、変数 value の初期値として使用しています。

を明示するプログラミング言語では、戻り値の型も指定できるのが普通です。個数については制約が大きく、1個(あるいは0個)しか返せない言語が多いです。また、戻り値は値そのものであり、名前はありません。


なお、戻り値が、関数から呼び出し側へ値を返すしくみであるのに対し、その反対方向の流れ、つまり、関数の呼び出し側から関数へ値を引き渡すしくみもあり、こちらは引数と呼びます。


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