読み方は「あたい」です。
コンピュータが表現するものですから、根源的には 0 と 1 のビットの並びにすぎません。ですから、それが本当は数字を表しているのか、文字を表しているのか、それ以外の何かを表しているのかといったことを示す方法が必要です。その方法として、型(データ型)があります。
値には型があり、「値は型を持つ」といいます。型の種類はプログラミング言語によって異なりますが、一例を挙げると、整数型、浮動小数点型、文字型といったものがあります。
値は、10
や 'a'
のようにそのまま表現できるほか(このような表記をリテラルと呼ぶことがある)、変数に格納して使うこともできます。また、値そのものに名前を付けて、定数として扱う場合もあります。
「値」と「データ」の違いは微妙ですが、プログラミング言語が標準で定義している型を単独で使って表現できるものは「値」と呼ぶことが多いです。一方で、入出力によってやり取りされるものは、必ずしも標準の型で単独で表現できるとは限らず(たとえば、構造体のような複合的な型を定義しなければ表現できない)、「データ」と呼びます。
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