呼び出し | Programming Place Plus 用語集

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名称 🔗

解説 🔗

プログラム実行中に、関数や、ほかのプログラムを指定して、実行位置を移すことです。

たとえば関数の呼び出しを次のように記述します(文法はプログラミング言語によって異なるので、これは仮の表現です)。

int value = readValue();
printValue(value);

readValue と printValue が関数の名前です。readValue()printValue(value) という記述で呼び出しをおこなっています。

関数が呼び出されると、実行位置(プログラムカウンタ)がその関数の内部のコードへ移動します。関数内のコードの実行が終わると、呼び出しを行った位置へ戻ってきます(エラーが発生した場合や、プログラムの実行を止める目的をもった関数のようなまれなケースでは、戻ってきません)。

関数の呼び出しによって、実行位置自体が移動するので、呼び出し元と呼び出し先で同時進行で処理が進むわけではありません。さきほどのプログラム例でいえば、readValue関数を呼び出した後は、readValue関数内の処理が終わって戻ってくるまで、printValue関数を呼び出す処理には進めません。

なお、readValue関数は結果のを返しています。これは戻り値と呼ばれます。また、printValue関数の呼び出し時に値を指定しています。こちらは引数(ここでは実引数とも)と呼ばれます。こうして、呼び出し元と呼び出し先のあいだで、値を伝達しあうことができます。


また、オペレーティングシステムのカーネルが持つ機能を呼び出すことを、システムコールと呼びます。多くの場合、関数の呼び出しによって実現します。


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