配列の要素が配列になっていて、その各要素に値が格納されているような配列のことです。
全体としてみれば、要素が縦横に並ぶ2次元の表のようなイメージになります。二次元配列に含まれている要素を特定するには、縦方向の位置と横方向の位置を両方しめさなければならないので、添字が2つ必要です。
二次元配列の要素がさらに配列になっていると、三次元配列になります。同様に考えていけば、四次元配列、五次元配列・・・と続けることができます(限界はプログラミング言語やコンパイラなどの制約による)。こうした、次元数が多い配列のことをまとめて、多次元配列と呼びます。要素が一方向に並んだ通常の配列は、一次元配列と呼ぶことがあります。
C言語では、要素の型を配列にすることができず、そのため、厳密な意味での二次元配列はありません。代わりに、一次元配列を複数並べたものをつくって代用します。これを、配列の配列と呼ぶことがあります。
// 1次元目が要素数 5、2次元目が要素数 3 の「配列の配列」
int array[5][3];
この場合、要素数 5 の配列の各要素が配列になっているのではなく、要素数 5 の配列が 3個並んでいることになります。
C言語の二次元配列についての詳細は、C言語編第36章を参照してください。
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