単語の末尾に付加して、なんらかの意味を持たせる数文字の要素(接辞)のことです。
たとえば、英語の名詞で、複数形をあらわすときに付加される「s」や「es」といったものが接尾辞に当たります。
接尾辞の反対で、単語の先頭に付加するものを接頭辞(プリフィックス)といいます。
C言語でいえば、整数定数の末尾に「L」や「LL」を付けることで、その整数定数の型を表現します。これらはC言語の規格では、整数接尾語と呼ばれています(C言語編第19章)。
同様に、浮動小数点数の定数にも「f」や「L」を付け、型を表現します。こちらは、浮動小数点接尾語と呼ばれます(C言語編第20章)
特に UNIX系の文化では、ファイル名の末尾につける数文字によって、そのファイルの種類を表現することがあり、これもサフィックスと呼ばれています。
Windows では、ファイル拡張子がこれと同様の意味をもっています。拡張子の場合、ピリオド「.」によって区切りますが、先ほどの UNIX のサフィックスでは、必ずしもピリオドを伴いません。
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