この章の概要です。
ビルドを行うと、警告(warning)]やエラーが発生することがあります。
ビルドには、コンパイルやリンクといった複数の過程が含まれているため、どの段階での警告・エラーなのかということも意識しなければなりません。
たとえば、次のC言語のプログラムをビルドすると、警告とエラーが1つずつ報告されます。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int x = 3.5; // 型が異なるが変換可能なので、警告
( "%d\n", x );
printf
= y; // y は存在しないので、エラー
x
return 0;
}
Visual Studio の【出力】ウィンドウには、以下のように表示されます。
また、【エラー一覧】ウィンドウには、以下のように表示されます。
どちらでも見やすい方で確認すればいいですが、いずれの画面でも、警告やエラーの内容が表示されている行をダブルクリックすると、プログラム上の該当箇所へ移動できます。
デフォルトの設定では、エラーが出ていなければ、警告があってもビルドは成功します。しかし、警告はバグを生んでいる可能性もあるので、意味をきちんと理解して対処するべきです。
警告をエラーとして扱うように設定を変えることができます。
この設定を行ったあと、次のC言語のプログラムをビルドすると、警告が出るほか、それをエラー扱いにした旨が出力されます。この場合、ビルドは中止され、オブジェクトファイルや実行ファイルは生成されません。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int x = 3.5; // 型が異なるが変換可能なので、警告
( "%d\n", x );
printf
return 0;
}
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