swscanf | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

トップページC言語編標準ライブラリのリファレンス(名前順)

トップページC言語編標準ライブラリのリファレンス(ヘッダ別)


swscanf関数 🔗

概要

ワイド文字列から、変換指定を伴ったワイド文字列を受け取る。

ヘッダ

wchar.h

形式

int swscanf(const wchar_t* restrict s, const wchar_t* restrict format, …);

引数

s

入力文字列。

format

変換指定を伴った文字列。

入力された値を受け取るメモリアドレスの指定。format に含まれている変換指定子に対応した個数と型であること。

戻り値 変換を1つも行えないまま入力エラーが起きた場合は、EOF を返す。その他の場合には、正常に代入を行えた個数を返す。
詳細

文字列から得た値を変換指定に従って変換し、可変個引数の部分に指定したメモリアドレスへ格納する。変換指定については、scanf関数を参照。

注意

必要な個数の実引数が指定されていない場合の動作は未定義。余分に指定されている場合には、評価は行われるが、swscanf関数としては無視する。

使用例
#include <stdio.h>
#include <wchar.h>

int main(void)
{
    const wchar_t s[] = L"100 abc 2.5";

    int num;
    char str[10];
    double f;

    swscanf(s, L"%d %s %lf", &num, str, &f);
    printf("%d %s %lf\n", num, str, f);
}

実行結果:

100 abc 2.500000
関連

マルチバイト文字版の、sscanf関数がある。

解説章


参考リンク 🔗

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
以下のリンクから商品を購入されると、Programming Place 管理者に紹介料が支払われています。


更新履歴 🔗

 全体的に文章を見直し修正。

 C言語編全体で表記を統一するため、「フォーマット指定」を「変換指定」に改めた。

 新規作成。



標準ライブラリのリファレンス(名前順)のトップページへ

標準ライブラリのリファレンス(ヘッダ別)のトップページへ

C言語編のトップページへ

Programming Place Plus のトップページへ



はてなブックマーク に保存 Pocket に保存 Facebook でシェア
X で ポストフォロー LINE で送る noteで書く
rss1.0 取得ボタン RSS 管理者情報 プライバシーポリシー
先頭へ戻る