ソフトウェアなどの開発初期に、性能や使用感などを確認するためにつくられる開発初期バージョンのことです。
予定している性能が出せるかどうか、想定どおりの挙動を実現できるかどうかといった懸念点を、テスターなどに確認・評価してもらうため、そういった評価が必要な部分を優先して実装したものです。そのため、ほかの部分の作りは甘かったり、そもそもまったく実装されていなかったりします。十分なデバッグが行われていない段階なので、致命的なものも含めて、多数のバグを抱えている可能性があります。
アルファ版はテスターなどの開発関係者に公開するものであって、ほとんどの場合、一般公開はされません(重大なバグの洗い出しが行われていないので)。一般向けには、アルファ版で判明した問題点を解消し、バグの修正もある程度終えた、ベータ版と呼ばれるものが公開されることがあります。ベータ版は、ユーザーに試用してもらうサンプルバージョンで、ユーザーの評価を受けて、さらなる改善が加えられて製品版に至ります。
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