いくつかのプログラミング言語にある予約語(キーワード)の1つで、実行中のメソッドを起動する元になっているオブジェクトをあらわします。
たとえば、あるクラスのオブジェクトのメソッドを呼び出したとき、そのメソッド内では、呼び出しの元となったオブジェクト(たとえば obj.method()
という呼び出しの obj
)のことを this で表現できます。このため、同じメソッドでも、元となったオブジェクトが異なるのなら、this で表されるものは別のオブジェクトです。反対に、異なるメソッドでも、元となったオブジェクトが同じなら、this で表されるものは同じオブジェクトです。
C++ の this はオブジェクトを指し示すポインタであり、thisポインタと呼ばれます。ほかの多くのプログラミング言語では、リファレンスのような方法でオブジェクトを指し示します。また、プログラミング言語によっては、同様の意味で self や Me といった予約語を用いることもあります。
C++ での解説が、新C++編「クラス」のページにあります。
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