内部の構造や動作原理が公開されていること、またそのような機器やシステム、ソフトウェア、プログラムなどのことです。
内部のしくみが公開されているため、ユーザーに知識や技術があれば、詳細に理解することが可能になります。このことは、善悪の両面あり得るものの、内部のしくみをうまく活用した使い方(ハック)を可能にします。また、悪意をもった仕組みが含まれていないことが明らかになり、安心感を与えられるかもしれません。なお、内部がみえるからといって、変更が可能であることまでは意味してはいません。
ユーザーは内部の仕組みに依存した使い方をすると考えられるため、あとから仕様を変更することが難しくなる恐れがあります。
オープンソースソフトウェアは、ソースコードが公開されている点においてホワイトボックスであるといえます。ソースコードを読める人間の数が多くなり、バグや脆弱性が発見されやすくなるため、悪意をもった者(クラッカー)に先に見つけられると攻撃に利用される可能性がある一方で、善意をもった者(ホワイトハッカー)による指摘により、修正が迅速に行われることも期待できます。
対義語として、ブラックボックスがあります。こちらは内部の構造や動作原理を知らなくても使用できるようになっていることを指しています。
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