fprintf | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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fprintf関数 🔗

概要

任意のストリームへ、変換指定に沿って変換された文字列を出力する。

ヘッダ

stdio.h

形式

int fprintf(FILE* restrict stream, const char* restrict format, …);

引数

stream

出力先のストリーム。

format

変換指定を含んだ、あるいは含まないプレーンな文字列。

format に含まれている変換指定子に対応した個数のパラメータ。

戻り値

正常に終了した場合は、出力した文字数が返される。エラー発生時は負数が返される。

詳細

結果を任意のストリームへ出力することを除き、printf関数と同様であり、同じ機能を持つ。

注意

必要な個数の実引数が指定されていない場合の動作は未定義。余分に指定されている場合には、評価は行われるが、fprintf関数としては無視する。

使用例
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main(void)
{
    FILE* fp = fopen("test.txt", "w");
    if (fp == NULL) {
        fputs("ファイルオープンに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    if (fprintf(fp, "%d %3d %03d", 10, 10, 10) < 0) {
        fputs("ファイルへの書き込みに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    if (fclose(fp) == EOF) {
        fputs("ファイルクローズに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
}

実行結果(test.txt):

10  10 010
関連 標準出力への出力に特化した printf関数がある。変換結果を文字の配列に格納するには sprintf関数を使う。
引数に … ではなく、va_list を使う vfprintf関数がある。
ワイド文字版の fwprintf関数がある。
解説章

第40章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

 解説中で C95 を(C89 に対して)特別扱いしないように修正。そもそもC言語編は C95ベースなので、余計な説明は省く。

 「戻り値」の内容を修正。

 C言語編全体で表記を統一するため、「フォーマット指定」を「変換指定」に改めた。

 新規作成。



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