time | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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time関数 🔗

概要

現在のカレンダー時間を取得する。

ヘッダ

time.h

形式

time_t time(time_t* t);

引数

t

現在のカレンダー時間を受け取るオブジェクトを指すポインタ。あるいはヌルポインタ。

ヌルポインタ以外を指定した場合に受け取る結果は、戻り値で返されるものと一致する。
戻り値

現在のカレンダー時間を、処理系の最良の近似で返す。

失敗すると -1 を time_t型にキャストした値が返される。
詳細

現在のカレンダー時間を、time_t型の値で表現したものを返す。

注意

カレンダー時間が、具体的にどのように表現されているかは規定されていない。

使用例
#include <stdio.h>
#include <time.h>

void process(void);

int main(void)
{
    time_t begin = time(NULL);
    process();
    time_t end = time(NULL);

    printf("result: %lf seconds\n", difftime(end, begin)); 
}

void process(void)
{
    char buf[80];

    puts("何か入力すると終了します。");
    fgets(buf, sizeof(buf), stdin);
}

実行結果:

何か入力すると終了します。
abcde
result: 4.000000 seconds
関連

localtime関数で、カレンダー時間をローカル時間に変換できる。
2つのカレンダー時間の差分を difftime関数で計算できる。
gmtime関数を使うと、カレンダー時間から世界協定時(UTC) を生成できる。

解説章

第51章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

 「NULL」という表記を「ヌルポインタ」に修正。

 全体的に文章を見直し修正。

 新規作成。



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