vwprintf | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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vwprintf関数 🔗

概要

標準出力へ、変換指定に沿って変換されたワイド文字列を出力する。

ヘッダ

wchar.h

形式

int vwprintf(const wchar_t* restrict format, va_list args);

引数

format

変換指定を含んだ、あるいは含まないプレーンな文字列。

args

format に含まれている変換指定子に対応した、可変個引数リスト。

戻り値

正常に終了した場合は、出力した文字数が返される。エラー発生時は負数が返される。

詳細

仮引数が … から va_list に変わったことを除き、wprintf関数と同等である。
変換指定の詳細については、printf関数を参照。

注意

第2引数に渡す va_list型のオブジェクトは、事前に va_start による初期化が必要である。

va_list に、必要な個数の引数が含まれていない場合の動作は未定義。余分に存在している場合には、評価は行われるが、vwprintf関数としては無視する。

使用例
#include <stdio.h>
#include <stdarg.h>
#include <wchar.h>

static void warning(const wchar_t* str, ...);

int main(void)
{
    int value = 100;

    if (value != 0) {
        warning(L"value: %d\n", value);
    }
}

void warning(const wchar_t* str, ...)
{
    va_list args;

    va_start(args, str);

    printf("[WARNING] ");
    vwprintf(str, args);

    va_end(args);
}

実行結果:

[WARNING] value: 100
関連

マルチバイト文字版は vprintf関数である。
任意のストリームへ同様の変換指定を行い出力するには、vfwprintf関数を使う。変換結果を文字の配列に格納するには vswprintf関数が使える。
va_list の代わりに、… を用いたバージョンとして、wprintf関数がある。

解説章

第52章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

 全体的に文章を見直し修正。

 C言語編全体で表記を統一するため、「フォーマット指定」を「変換指定」に改めた。

 新規作成。



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