移植性 | Programming Place Plus 用語集

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名称 🔗

解説 🔗

ある環境で動作するソフトウェアを、ほかの環境で動作させる容易さのことです。

ほかの環境で動作するようにソフトウェアを作り替えることを、移植といいます。

移植が容易であることを「移植性が高い」と表現します。単純にいえば、ソースコードの書き換えが少なくて済むということですが、ほかの要因が移植性にかかわることもあります(たとえばフォントのように、ソースコード以外のところにあるデータリソースなどの違い)。

移植の際に書き換えるソースコードの量は、使用したプログラミング言語の種類や、ライブラリフレームワークの選択、設計の良し悪しなどによって大きく変わります。

ソースコード内で、特定の環境にしか存在しない機能の呼び出しが、適切に分離されずに入り込んでいると、移植の際に、周辺のソースコードも巻き込んだ作り替えが必要になるでしょうから、移植性が低いといえます。つまり、最初の設計の悪さが移植性を低くしてしまうことがあります。

Javaのように、一度書いたプログラムが、複数の環境で動作できるように考えられているプログラミング言語では、そもそも特定の環境に特化している部分が少なく、移植性が高いソフトウェアを作りやすいといえます。


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