このページでは、プログラミングにおける「ブロック」を取り上げます。
プログラム上で、いくつかのコードをひとまとめにしたものです。
コードブロックと呼ぶ方が明確ですが、単にブロックと呼ぶことが多いです。
仕様はプログラミング言語によって異なります。多くの場合、ブロックの中に複数の文を入れ込むことができ、ブロックそのものも文とみなします。そのため、ブロックの中にブロックを入れる(入れ子にする)ことができます。
C言語や C++ のブロックは、文を1つしか記述できないところに、複数の文を記述するために使われます。たとえば、if の構文は、if (式) 文
が基本であり、「式」が真となるときに実行する文は本来1つしか書けません。これを、
if (cond) {
= true;
flag ("OK");
puts}
というように、ブロックを使うことによって、複数の文を記述します(ブロックは {
と }
で表現します)。
また、ブロックには、変数のスコープを表現する意味もあります。
void func(void)
{
int a = 0;
{
int b = a;
// ...
} // b のスコープはここで終わっている
= 10;
a = 10; // エラー。b は見えない
b }
C言語のスコープについての解説が、C言語編第22章にあります。
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