コンパイルを行うときに、その動作を細かく指示するためにコンパイラに与える各種設定(オプション)のことです。
設定できる項目はコンパイラによって異なりますが、最適化の指示や、どのようなことを警告やエラーとして扱うかの指定、コンパイラが独自に実装している拡張機能の有効・無効の切り替えなど、非常に多くの指定が行えるようになっています。
コンパイラオプションは、コンパイラを実行するときに指定します。たとえば gcc
でコンパイルを行うには、gcc main.c -o main.exe -O2
などという指定をしますが、ここで -o
(とそれに続く
main.exe
)が出力されるファイル名を指定するコンパイラオプションであり、-O2
が最適化を指定するコンパイラオプションになっています。main.c
は、どのソースファイルをコンパイルするかを指定する必須部分であり、コンパイラオプションではありません。
Visual Studio の場合は、Visual Studio上で事前に設定しておくことができ、コンパイルを行うときに自動的に適応されます。方法については、Visual Studio編の「コンパイラオプションを設定する」を参照してください。
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