パスの表記方法の1つで、任意の地点(カレントディレクトリなど)から、目的のファイルやディレクトリまでの道筋にある要素を書き並べる方法です。
たとえば、「sub/data.bin」という相対パスは、カレントディレクトリにある subディレクトリの中にある data.bin のことを指しています。
相対パスを記述するときには、「.」や「..」という特殊な表現を使うことがあります。単独の「.」はカレントディレクトリのことです。そのため「./sub/data.bin」は「sub/data.bin」と同じものを指します。
「..」は1つ上の階層のディレクトリのことです。ディレクトリの階層構造(ディレクトリツリー)では、親にあたるディレクトリが2つ以上存在することはあり得ないので、「..」が示しているものは1つに定まります(最上位にあたるルートディレクトリだけは例外です)。「../../docs/main.txt」のように重ねることで、2階層以上さかのぼっていくこともできます。
相対パスに対して、ルートディレクトリから、目的のファイルやディレクトリまでの道筋をすべて記述する方法を、絶対パスといいます。
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