プログラミングにおいて、変数に値(データ)を与えることです。
代入は、ほとんどのプログラミング言語に備わっている、ごく基本的な機能です。構文は言語によって多少の差異があります。
関数型プログラミング言語を除くと、ほとんどのプログラミング言語では、1つの変数に対して、代入を何度も行うことができます。ただし、再度の代入を禁止する機能を備えたプログラミング言語もあります。
代入を行う前に、変数がすでに何らかの値を持っていた場合は、その値は失われ、新しい値で上書きされます。そのため、同じ変数を参照しても、そこにある値は異なっている可能性があります。これは便利であると同時に、プログラムを分かりづらくしてしまうこともあります。前述したように、再度の代入を禁止することがあるのは、こういった分かりづらさを解消して、バグを未然に防止する意味があります。
値を何ももっていなかった変数に値を与えるような代入は、初期化と呼ばれることがあります。
C言語では、「=」で表される代入演算子を用いて、代入を行います。
int score; // 変数 score を[宣言](../sa/declaration.html)
= 100; // score に 100 を代入 score
詳細は、C言語編第3章で解説しています。
また、利便性のために、加算や減算などの計算と、代入とを一度に行う演算子もあります。
int score;
= 100;
score += 10; // score = score + 10; と同じ
score -= 20; // score = score - 20; と同じ score
このような演算子は、複合代入演算子と呼ばれています。詳細は、C言語編第7章で解説しています。
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