wscanf | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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wscanf関数 🔗

概要

標準入力から、変換指定を伴ったワイド文字列を受け取る。

ヘッダ

wchar.h

形式

int wscanf(const wchar_t* restrict format, …);

引数

format

変換指定を伴ったワイド文字列。

入力された値を受け取るメモリアドレスの指定。format に含まれている変換指定子に対応した個数と型であること。

戻り値

変換を1つも行えないまま入力エラーが起きた場合は、EOF を返す。その他の場合には、正常に代入を行えた個数を返す。

詳細

ワイド文字版であることを除き、scanf関数と同様であり、同じ機能を持つ。

注意

必要な個数の実引数が指定されていない場合の動作は未定義。余分に指定されている場合には、評価は行われるが、wscanf関数としては無視する。

使用例
#include <stdio.h>
#include <wchar.h>

int main(void)
{
    int num;

    wscanf(L"%d", &num);
    printf("%d\n", num);
}

実行結果:

123
123
関連

任意のストリームに対して同様の変換指定を行い出力するには、fwscanf関数を使う。対象がワイド文字列の場合は swscanf関数が使える。
引数に … ではなく、va_list を用いたバージョンとして、vwscanf関数がある。
マルチバイト文字版は scanf関数である。

解説章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

 全体的に文章を見直し修正。

 C言語編全体で表記を統一するため、「フォーマット指定」を「変換指定」に改めた。

 新規作成。



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