比較的人間の言語に近くなるように設計されているプログラミング言語のことです。
高級言語に対して、比較的コンピュータの都合に寄って設計されているプログラミング言語は、低級言語(低水準言語)と呼ばれます。低級言語には、機械語(マシン語)やアセンブリ言語があり、大抵の場合、高級言語とはこの2つの言語以外のものを指しています。
コンピュータ関連の用語ではよくあることですが、低級・高級という言葉には、品質や性能の高低の意味合いはまったくありません。
高級言語は、人間が読み書きしやすい反面、コンピュータは直接的に解釈、実行ができません。そのため、コンパイラやインタプリタを使って、機械語のオブジェクトコードへ変換してから、実行しなければなりません。
高級言語は、人間が読み書きしやすいように設計されているため、各種コンピュータの仕様の違いを隠すことができ、汎用性の高いプログラムを記述しやすくなっています。また、文法が分かりやすく、規模が大きなプログラムの開発にも堪えます。一方で、特定のコンピュータに向けた最適化が行いづらく、ハードウェアの直接制御といったことはできないか、不向きです。
低級言語はその反対で、コンピュータに近いがゆえに、プログラミングの難易度が高くなりがちですし、コンピュータの種類ごとに異なる記述が必要であり、汎用性が低いといえます。一方で、コンピュータの仕様に合わせたプログラムを記述できるため、高速な処理を実現したり、ハードウェアの機能をフルに活用したりすることに向いています。
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