汎用性 | Programming Place Plus 用語集

トップページ用語集

名称 🔗

解説 🔗

ある特定の用途だけに特化しておらず、さまざまなことに使用できる性質やその度合いのことです。

プログラミングの領域では、再利用しやすいように設計された関数クラスアルゴリズムといったものは、異なる目的のソフトウェアを開発するときにそのまま使えるため、汎用性が高いといえます。

また、コンピューターは、最初期のころには、行いたい処理に応じて物理的に配線を組み替える必要があるなど、汎用性に著しく欠けたものでした。プログラム内蔵方式が生まれたことにより、用途に応じてアプリケーションを使い分けることが可能になるなどして、現代のパソコンスマートフォンは高い汎用性を持っています。

汎用性が高いことを「汎用的である」「汎用である」のように表現することもあります。

汎用性が高いことが、必ずしも優れていることを意味しない点には注意しましょう。汎用性を低下させてでも、専門特化した作りにすることで(最適化)、圧倒的に優れたパフォーマンスを実現できることもあるためです。

よく似た言葉として、互換性移植性拡張性といったものがあります。互換性は「ほかの同じ種類の要素に置き換えられること、あるいは置き換えやすさの程度」を、移植性は「ほかの環境で動作させる容易さの程度」を、拡張性は「あとから機能を追加する容易さの程度」を意味しています。それぞれ相互に関連することが多いですが、意味的には微妙な違いがあります。


参考リンク 🔗

更新履歴 🔗


用語集のトップページへ

Programming Place Plus のトップページへ



はてなブックマーク に保存 Pocket に保存 Facebook でシェア
X で ポストフォロー LINE で送る noteで書く
rss1.0 取得ボタン RSS 管理者情報 プライバシーポリシー
先頭へ戻る