無限ループ | Programming Place Plus 用語集

トップページ用語集

名称

解説

ループを終了させる条件を満たすことが決してないため、抜け出すことがないループ構造のことです。あるいはそうした状態のことを指す場合もあります(「無限ループに陥っている」など)。

無限ループは通常、プログラミングのミスによって作られます。たとえば、ループの条件式を間違えてしまったり、条件式に絡む変数を書き換える箇所に問題があったりしたとき、無限ループになることがあります。絶対にループから脱出できないので、プロセスを強制終了するなり、IDE での実行なら、停止ボタンを押すなりして、強制停止するしかありません。

サーバー上で動き続けるプログラムや、組み込み機器、ゲームなどでは、物理的な電源スイッチの ON/OFF などの手段によってプログラムの実行と終了を制御するため、ループの内側を処理しづけることがむしろ正しく、あえて無限ループを記述するケースがあります。


なお、ソースコードの書きやすさの事情から、ループの条件式を固定的な内容にして、絶対に終了条件が満たされないようにしておき(たとえば、while (true) のように)、ループの内側で条件分岐と脱出命令(C言語における break文など)を使って、適切なタイミングでループから抜けるように書くことがあります。この場合は意図したタイミングでループを抜け出せるので、正確には無限ループではありません。

この例は、C言語編第17章にあります。


参考リンク

更新履歴


用語集のトップページへ

Programming Place Plus のトップページへ



はてなブックマーク に保存 Pocket に保存 Facebook でシェア
X で ポストフォロー LINE で送る noteで書く
rss1.0 取得ボタン RSS 管理者情報 プライバシーポリシー
先頭へ戻る