例外の一例として、ゼロ除算や、ファイルへのアクセスの失敗などがありますが、これらは実行時エラーと呼ぶ場合もあります。このように、エラーと例外を、事実上区別なく扱う場合もありますが、何らかの区別を付ける場合もあります(プログラムの実行が続行できなくなるものをエラーと呼ぶなど)。
プログラマーは、プログラミング言語や処理系が提供する機能を使って、例外の発生に備えるようにプログラムを記述できます(言語や処理系によります)。例外の発生を検出して、安全に対処することを例外処理と呼びます。“安全に対処する” には、プログラムの実行をあきらめて、終了させることも含まれます。
例外が発生したとき、例外処理がなされていない場合、プログラムの実行は強制終了(異常終了)されることが多いです。このような終了のしかたは、保存されるべきデータを失ったり、システムが異常な状態に陥ったりする恐れがあるため、避けなければなりません。
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