ランタイムライブラリ | Programming Place Plus 用語集

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名称

異なる意味で用いられる「ランタイム」もあります。

解説

プログラム実行するときに必要なライブラリのことです。

プログラムの実行を開始するにあたっては、そのプログラムのソースコードに記述した処理以外にも、実行環境が行う初期化も必要です。たとえば、標準出力のような、プログラム開始後に使用可能な状態になっていなければならないものを準備するなどの役割があります。

ランタイムライブラリには、こういった、実行のために必要な処理が記述されています。そのため、ランタイムライブラリは必須であるのが普通です。

ランタイムライブラリは、OS や、プログラミング言語処理系が提供しています。各プログラムは、静的リンク動的リンクによって、ランタイムライブラリをリンク(結合)します。

静的リンク方式の場合、プログラムにはすでにランタイムライブラリが含まれた状態になっているので、そのまま実行できます。

動的リンク方式の場合、ランタイムライブラリはプログラムとは別に存在していなければなりません。適切な場所に、適切なランタイムライブラリがなければ、そのプログラムは実行を開始できません。


参考リンク

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