C言語や C++ などのプログラミング言語において、変数や関数を宣言する指定の一部であり、識別子(名前)とその型の詳細を指示する文法要素のことです。
宣言子は、ポインタであることを表す記述(* とそれに続く修飾子)と、直接宣言子 (direct-declarator) と呼ばれる部分から構成されます。
直接宣言子には、識別子および、配列の要素数の指定や、関数の仮引数の指定を含みます。関数の場合に、戻り値の型の指定は含みません。
たとえば、int x; という宣言であれば x が、int x[10]; では x[10] が、int* p; では *p が宣言子にあたり、いずれにしても int のような型指定子は含みません。
C++ でも基本的にはC言語と同様ですが、C++ では参照(& や &&)やメンバポインタ(T C::*)、宣言子の中に現れる noexcept や参照修飾子なども宣言子の一部です。
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