あるシステム向けのソフトウェアを開発するために必要なツールや、ドキュメントなどをまとめたパッケージのことです。
SDK は、対象システムの開発元や、その関係者(システムを販売する企業など)が、そのシステムで動作するソフトウェアを開発する開発者に向けて提供します。販売する形もありますし、無償でダウンロードするなどの形をとっていることもあります。
SDK だけで開発環境のすべてが構築できるとは限りませんが、構築する労力は大きく削減されます。システムによっては、提供される SDK を使用しなければならないと規約で定められていることもあり、事実上、使用が必須なこともあります。
SDK の中に何が含まれているかはそれぞれで異なりますが、少なくとも、対象システム向けの API を実装したライブラリ、あるいはソースファイルそのものや、そのドキュメントは含まれるでしょう。
そのほか、コンパイラやデバッガ、専用に開発されたツール(たとえば、そのシステム専用に特化したデータフォーマットの画像ファイルを生成するツールなど)が含まれることがあります。
具体例として、Windows 向けアプリケーションの開発に用いる Windows SDK や、Java による開発で用いる JDK (Java Development Kit) などがあります。
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