基本型 | Programming Place Plus 用語集

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名称 🔗

解説 🔗

データ型の分類の1つで、その型を定義するにあたって、ほかの型を使う必要がない、基礎的で独立した型のことです。

基本型はプログラミング言語の仕様として定義されており、言語そのものの機能になっていたり、標準ライブラリによって提供されていたりします。

具体的なことはプログラミング言語によって異なりますが、整数型、浮動小数点型、文字型といったものは、基本型として定義されていることが多いです。そのほか、論理型文字列型などを基本型としている場合もあります。

基本型は、ほかの型を使わずに定義できるものです。たとえば、構造体はいくつかほかの型を組み合わせることで定義されますから、基本型ではありません。

基本型だけを用いてプログラミングをおこなうこともできますが、基本型を組み合わせて、ユーザー定義型を定義したり、基本型に別名を与えたりすることで、可読性保守性に優れたプログラムが書けます。

C言語の場合

C言語の基本型(basic type)は、char、符号付き整数型符号無し整数型、浮動小数点型の総称です[1]。signed char は符号付き整数型、unsigned char は符号無し整数型に含まれているので、これらも基本型です[2]

C++ の場合

C++ の基本型(fundamental type)には、char、符号付き整数型、符号無し整数型、浮動小数点型、bool、wchar_t、char16_t、char32_t、void、std::nullptr_t が含まれます[3]。signed char は符号付き整数型、unsigned char は符号無し整数型に含まれているので、これらも基本型です。


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