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名称

このページでは、情報分類に関する用語としてのタグを説明します。ほかに、マークアップ言語におけるタグがあります。

解説

情報(データファイル)を分類・整理するためにつけられる目印のことです。

目印として、情報の特徴や種類をあらわす短い文字列を使います。情報にタグを付けて整理する手法をタギングといいます。また、データを説明するデータであると捉えることができ、このようなデータをメタデータと呼びます。

情報を分類・整理するために、階層構造で分類していく方法を採ると、複数の位置に属するような情報ができてしまうことがあります(ネットワークプログラミングに関する書籍を、「ネットワーク」に分類するか「プログラミング」に分類するかといったような)。重複させると問題になるケースもありますし(コンピュータ上のファイルの場合、別の場所にコピーを作ると、一方だけを編集してしまって整合性を失う恐れがあるなど)、一か所にだけ配置すると利便性を失う可能性があります(どこに分類されたかを知っていないと検索で見つけられないなど)。

また、画像や音声、動画のようなデータは、その内容を指定して検索することが難しいという問題があります(「スカイツリーが写っている画像と動画を検索したい」と思っても、ファイルの名前だけでは見つけられないと思われる)。

こういった場合に、データの内容を端的に表現するようなタグが設定されていれば、タグを使った検索が可能になります。ネットワークプログラミングの書籍の例でいえば、「ネットワーク」と「プログラミング」というタグが付いていれば、どちらで検索しても発見できます。スカイツリーが写っている画像や動画には「スカイツリー」というタグが付いていれば、漏れなく検索できます。

Twitter などの SNS で用いられるハッシュタグは、タグの考え方を有効に活用している例の1つで、別の人物の投稿であっても、同じハッシュタグが付いていれば、まとめて検索できます。ただし、投稿者が手動でハッシュタグを付けるため、付け忘れたり、適切でない名前のハッシュタグを付けてしまったりして、検索から漏れてしまうことは起こり得ます。


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