文章の行頭部分にいくらかのスペースを空けることによって、先頭の文字を右側へ押しやることです。また、そのために使うスペース自体のことや、テキストエディタなどがもつこうした機能のことを指す場合もあります。
インデントに用いるスペースは、(複数個の)空白文字か、(1個の)タブ文字です。インデントを入れ子にする場合には、さらに同じ個数の空白文字かタブ文字を重ねます。
多くのテキストエディタやワープロソフトでは、キーボードの Tabキーを使うことでインデントを行えるようになっています。このとき挿入されているスペースは、設定次第で、複数個の空白文字であったり、1つのタブ文字であったりします。
また、改行を行ったときに、改行先の行でインデントを自動的におこなう機能をもっていることがあり、これをオートインデントと呼びます。
プログラミングにおいては、ソースコードを記述する際に、プログラムの構造をわかりやすくするためにインデントを行います。Python のように、インデントを文法のルールとして取り決めている例もあります。
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