バイナリファイル | Programming Place Plus 用語集

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名称

解説

文字以外のデータを含んだファイルのことです。

文字以外のデータのことを、バイナリデータ(バイナリ形式)といいます。バイナリとは2進数のことであり、バイナリデータとは 0 と 1 のビットの並び(ビット列)で表現されているデータという意味です。

そういう意味では、テキストデータも該当するはずですが、一般に、テキストデータ以外のことをバイナリデータと呼び、テキストファイル以外のファイルのことをバイナリファイルと呼びます。

バイナリファイルとして代表的なものは、画像や音声、動画といった形式のファイルです(ただし、こういったデータが必ずしもテキストデータとして表現できないわけではありません)。

テキストファイルと違って、バイナリファイルは通常、人間が読み書きすることはできません。文字でないからという理由もありますが、どういう構造(フォーマット)になっているかも分からないからです。たとえば、ファイルの先頭に 32バイトのヘッダがあり、その内訳は先頭の 4ビットが〇〇、次の 4ビットが△△、次の 8ビットが××で・・・、といった構造を知っていなければ、解読できませんし、作成することもできません。

仕様が公開されているフォーマットもあります。そうであれば、その仕様と照らし合わせれば読み書きできます。しかし、いずれにしても人間が直接読み書きするものではなく、フォーマットを理解しているプログラムによって扱うのが普通です。

単にビット(大抵はバイト単位だが)の内容を見るだけであれば、バイナリエディタと呼ばれるソフトウェアで確認できます。


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