デバッガの機能の1つで、プログラムの実行を1ステップごとにコマ送りのように進めていくものです。
ステップ実行を行うにあたっては、まず、ブレークポイントというデバッガの機能を使って、任意の箇所で実行を一時停止させます。その後、1ステップずつ実行を進めていくことにより、変数の値やメモリの状況などをウォッチで確認したり、条件分岐でどの処理に進むかを確認したりして、プログラムの問題点を把握します。なお、ここでいう1ステップとは、ソースコードでの1行分とか、1命令分といった単位のことです。
ステップ実行は、関数が絡む箇所においての挙動の違いによる分類があります。関数呼び出しの箇所に差し掛かったとき、関数内に進入していくものをステップイン、関数内の処理を一気に実行して、呼び出しから返ってきたところにまで進ませるものをステップオーバーと呼びます。また、現在実行中の関数の残りの部分を一気に実行して、呼び出し元に返った直後で止めるものをステップアウトと呼びます。
Visual Studio でステップ実行を行う方法を、「Visual Studio編>ステップ実行」で取り上げています。
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