プログラムの実行中のある時点での、コールスタックの内容を表示したり書き出したりすること、あるいはそういった情報のことです。
コールスタックには、サブルーチン(関数やメソッドなど)を呼び出すたび、戻り先のメモリアドレス(リターンアドレス)、戻り値や引数、ローカル変数のためのメモリ領域といった情報(スタックフレーム)が格納されます。サブルーチンから抜け出すときには、この情報を取り除きます。
スタックトレースはデバッグに役立つものであり、デバッガ、あるいは IDE に必要な機能が含まれていることが多いです。プログラムが異常終了したときや、任意のタイミングでスタックトレースの内容を確認することによって、最後に実行していたサブルーチンがどれで、そこに至るまでの呼び出し経路がどうであったかといった情報が得られます。
Visual Studio でスタックトレースを行う方法を、「Visual Studio編>関数の呼び出し履歴」で取り上げています。
Programming Place Plus のトップページへ
はてなブックマーク に保存 | Pocket に保存 | Facebook でシェア |
X で ポスト/フォロー | LINE で送る | noteで書く |
RSS | 管理者情報 | プライバシーポリシー |