当サイトで扱っているテーマやそれに近しい分野から、直近1週間ぐらいの Web記事や書籍などの情報を紹介します。管理者が目を通したタイミングが遅いこともあるので、実際に公開された時期はもっと古い可能性があります。
更新は毎週土曜日の予定ですが、前後することがあるかもしれません。
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海外の技術ブログ「Here Comes the Moon」に投稿された、最近の C++ の進化を巡る課題や不満、対立に関する記事を紹介しています。
C++ の将来に関して作業部会で合意された内容が、C++ の進化を妨げる要因にもなり、特に近年重視されるプログラムの安全性を向上させるアイディアが採用されにくい現状に、開発者コミュニティから不満の声が上がっているとのこと。また現実に、米国政府が C++ の使用を控えるように推奨していたり、大手企業が Rust などのほかのプログラミング言語への移行を進めていたりする現状があることに触れています。
CEDEC2024 の講演「ゲーム開発者のための C++17~C++23, 近年の C++ 規格策定の動向」のレポート記事です。CEDEC2024 自体は 今年8月21日~23日にかけて行われたので、すでに3か月ほど経っています。
タイトルどおり、C++17 から最新の C++23 にかけての変化を解説した講演で、近年の変化をざっと追いかけられます。CEDEC がゲーム業界のカンファレンスなのでゲーム開発者向けということではありますが、実際のところほとんどの部分はゲーム系に特化していません。
このレポート記事もいいですが、実際に講演で使われたスライドも公開されているので、そちらも見てみるといいと思います。
セガの人気ゲームシリーズ『龍が如く8』の開発メンバーへのインタビュー記事です。
以前、X(旧Twitter)で、『龍が如く8』の実際のソースコードの一部が公開されたことがありました。スクリーンショット1枚だけで、高度な技術を含んだものではありませんが、C++ で書かれた、通常は見ることができない現実のゲームのプログラムということで話題になりました(コメントはいくつか削ったそうですが、コード自体は実際のものだそうです)。今回の記事は、この投稿を行った伊東氏と、プログラムセクションマネージャーの中村氏のお二方にインタビューを行ったものです。
特にゲームプログラマーを志望している方はぜひ読んでみてください。なお、前の週に公開されたものになりますが、インタビュー記事はもう1つあるのでこちらも併せてどうぞ。
プログラミング言語を学び始めるとき、最初に書いてみるプログラムとして有名な「Hello, Worldプログラム」を題材にして、OS や標準ライブラリの仕組みを徹底的に掘り下げるという主旨の本が、第2版になりました。 に発売しています。
(まだ読めていないので紹介だけです)
シリーズ累計90万部突破のC言語版が第3版になりました。 に発売しています。
本書はかなり思い切っていて、本当に最新も最新のC言語規格 C23 をベースに使っています。C23 は 2023年版のC言語規格ですが、正式に国際規格となったのはごく最近のことです。いつまでも古いC言語(1990年ぐらいの!)で解説を続ける本が出版され続けている現実があるのに対して、本書はかなり意欲的です。入門書らしい読みやすい内容であると同時に、標準規格に沿った正しいC言語の解説をしている印象を受けました。
学習用に開発環境のクラウドサービスが用意されており、難しい環境構築を避けて学習を始められるようになっています。
アルゴリズムの教科書として世界的な名著とされる『Introduction to Algorithms, fourth edition』の日本語版が近代科学社から 2024/12/3 に発売されます。
大学レベルの教科書ですので、当サイトのアルゴリズムとデータ構造編が扱っているような入門レベルの内容を大きく超えたものになっています。
元々、分冊で2冊出版されていますが、今回はこれらを1冊にまとめたうえに追加のトピックス(付録)が加えられたものです。1144ページの大ボリュームで価格は 18000円です(分冊2冊よりもずっと高い・・)。
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